(株)全銀電子債権ネットワーク（でんさいネット）が平成31年4月に公表した資料によると、サービス開始（平成25年2月18日）から平成31年3末時点までの利用者登録数は45万8,045社（前月比631社増加）、利用契約件数は62万1,179件（同841件増加）となりました。

また、サービス開始から平成31年3月末時点までの累計のでんさいネット請求等取扱高は、発生記録請求件数が894万5,811件、金額は63兆3,427億900万円となりました。3月末の残高は6兆7,049億2,500万円でした。
3月単月の発生記録請求件数は25万4,830件（前年同月比22.1％増）、金額は1兆7,506億900万円（同20.1％増）で、金額を都道府県別に見ると東京都が6,421億7,100万円（構成比36.7％）でトップに（2位は大阪府で2,631億2,600万円）、業種別では卸売・小売業が7,619億4,100万円（同43.5％）でトップ（2位は製造業で6,732億3,800万円）となりました。

尚、3月の支払不能のでんさいは2件（計1,600万円）で、10か月連続の発生となりました。銀行取引停止処分は1件で2か月ぶりの発生となりました。

また、同日発表された平成30年度（平成30年4月～平成31年3月）累計の発生記録請求件数は、280万2,918件（前年度比24.7%増）、金額は19兆3,256億5,500万円（同23.2%増）となりました。支払不能は68件（計2億7,500万円）でした。