カテゴリー別アーカイブ: 貸金業

問い合わせ

◇似て非なるもの

標題は孟子の言葉でもあるそうですが、「外見は似るが実体は異なる」という意味です。今回は、類似商号の話です。会社を設立する際、商法には類似商号禁止規定がありましたが、会社法が施行され、同一市町村内、同一商号、同一目的の登記もできるようになりました。そのような法改正もあって、最近では、類似した企業に関するお客様からの問い合わせも頂くようになりました。
会社法の条文では、下記のような禁止事項もあります。遵法精神のある企業であれば問題もないことでしょうが、お客様から問い合わせを頂くことが続くと、当社の営業活動に影響が出ないかと気にせずにはいられないものです。
(会社と誤認させる名称等の使用の禁止)
第7条 会社でない者は、その名称又は商号中に、会社であると誤認されるおそれのある文字を用いてはならない。
第8条 何人も、不正の目的をもって、他の会社であると誤認されるおそれのある名称又は商号を使用してはならない。
2 前項の規定に違反する名称又は商号の使用によって営業上の利益を侵害され、又は侵害されるおそれがある会社は、その営業上の利益を侵害する者又は侵害するおそれがある者に対し、その侵害の停止又は予防を請求することができる。             (会社法より掲載)
◇ホームページ

当社では、2000年にホームページを開設しました。当時は、社員の手作りでスタートしています。

HPの歴史        【当時のホームページ】

社名と同じ『TOSHIN』のドメインは取得できませんでしたが、『GO-TOSHIN』を取得して、Go  to  toshin とシンプルなイメージをそのままドメインに込めています。商号の一部でも「トウシン」と読む企業は少なくありませんので、手前味噌かもしれませんが社名がイメージできる解り易いものではないかと思っております。

東信商事株式会社は、http://www.go-toshin.co.jp/ のアドレスです。

『 Go!トウシン』  宜しくお願い申し上げます。

 

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カテゴリー: 100年企業 | 投稿日:

今日は何の日

◇中秋の名月の日に

今日は、旧暦の8月15日で「十五夜」、「中秋の名月」です。現代の暦(グレゴリ暦)では、9月~10月に十五夜となる日ですので、残暑が残る夏を感じる時期の年もあるようです。ところで、お月見の風習の始まりが「竹取物語」のかぐや姫という説もありますが、かぐや姫が満月の日に月に帰ることから【 お月見 = 満月 】のイメージでしょうか。実際のところは、満月でない日の方が多いようで、今年も違います。(今年は、9月9日が満月です。)
当社にとっては、今日は別の意味の日でもあります。今日から、貸金業の登録番号の(10)が(11)に変わりました。貸金業では、登録制度が昭和58年11月1日に施行され、3年毎に更新が義務づけられています。当社は、登録制度が始まった当時から貸金業を営んでおり、3年毎に1つ番号が加算され、(11)となりました。これからも、事業者様の緊急つなぎ資金ニーズにお応えしてまいりたいと思っております。何卒、宜しくお願い申し上げます。

登録番号

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備え 薪つながり

 ◇  備え 今年の2月は、首都圏にも記録的な雪が降り、山梨県では自衛隊へ災害派遣要請も行われました。地震を想定した東京都帰宅困難者対策条例(平成25年4月施行)では、事業者に従業員向けの3日分の水、食料等の備蓄が努力義務となりましたが、地震以外でも日頃の備えが必要になりそうです。当社では、年2回の防災訓練実施や3日分の食料備蓄をしています。いざという時の備えが大切ですね。

 

◇  柴刈り 日本昔話 『ももたろう』 に、「おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に出かけました。」というくだりが出てきます。「柴刈り」は、枝の伐採、落ち葉や枯れ枝拾い、下草刈り等を行います。昭和30年代頃まででしょうが、煮炊き、ストーブ、風呂等で薪が身近な燃料として活用されていました。総務省統計局の平成23年の地目別面積によると、日本の国土は377.9万平方キロメートル、森林250.6万平方キロメートルあり、66.3%を森林が占めています。「柴刈り」をただ単に薪として利用するだけではなく、雑木材が継続して手入れされたことにより森林の保全にも繋がっていたようです。

 

◇  二宮金次郎 「薪を背負いながら本を読んでいる」といえば、二宮金次郎像でしょうか。かつては小学校にも像がありました。今でも、当社近郊にある大型書店(中央区八重洲)の入口付近で金色の像をみることができます。幸田露伴の本『二宮尊徳翁』(明治24年出版)の口絵が像のモデルのようです。農村復興に尽力し、神奈川県の二宮町の町名の由来にもなっている二宮金次郎ですが、金融にも深く関わっています。薪を売って得た利益(資金)で低利で融資したことから、「五常講」の仕組みをつくり金融業の先駆けのようなビジネスをしていました。また、道徳思想である「報徳思想」も広めています。その中に「分度」の考えがあります。収入を上回る支出は破綻に繋がることから、身分や収入に応じて支出を押さえ、収入の範囲内で余剰ある生活することを説いています。現在の貸金業では、総量規制があると以前にも書きましたが、江戸時代では借りすぎ抑制のための道徳思想があったようです。

 

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順位

ソチオリンピックも始まり、日本選手への応援にも熱が入っている人も多いのではないかと思います。「金」、「銀」、「銅」、メダルは幾つとれるのか気になるところですが、オリンピックに限らず、身の回り事でも順位はいろんなところで目にふれるものです。

 Q : 日本で一番高い山は?

 A : 富士山 ( 剣が峰:3,776m )

 当たり前のように答える人も多いと思います。

 Q : 日本で二番目に高い山は?

 A : 北岳 ( 南アルプス、赤石山脈北部の白根山系の主峰 3,193m )

 富士山と較べると難しかったのではないでしょうか。

 1位と2位の違いは、山の例では単に知名度の差に過ぎないかもしれません。ところが、ビジネス(経済活動)となると僅差が大差を生む状況もあります。適当な例ではないかもしれませんが、解りやすい例えに競馬の賞金があります。鼻差のゴール。1位、2位の差は僅差ですが、獲得する賞金は大差です。ビジネスの世界であれば、2位ではなく1位を目指すべきではないでしょうか。

当社は、中小企業様に向けた「つなぎ資金」を提供し、日々ご利用頂いております。ビジネスの規模は大きくありませんが、「商業手形割引」で地域1番店を目指しています。昨年創業100年を迎え、これからもお客様とともに発展し、いつまでもお客様のお役に立てる企業でありたいと考えております。

 

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貸金業(3)

◇  お金に関する相談等

貸金業とお金は切り離せないものですので、お金にまつわる相談や苦情も気になるところです。
法的な相談窓口である法テラス(http://www.houterasu.or.jp/)に、サポートダイヤルの統計情報が公表されていました。平成25年12月現在で見ると、金銭の借り入れ相談等が男女・夫婦の問題に次いで多いようです。貸金業に関する相談窓口は、日本貸金業協会(http://www.j-fsa.or.jp/)で対応されています。
ホームページでは、一般の方向けのページも作成されていますのでどなたでもご覧になれます。
下図は、平成26年1月24日に公表された統計データの中からグラフを転載しています。グラフを見る限りでは、相談・苦情件数も減っていますが、お金にまつわる相談は決して少なくないようです。

 協会グラフ260124転載
(日本貸金業協会 月次統計資料【平成26年1月24日UP】より転載)

 

◇  借金と人間の欲求

鎌倉時代の1297年に発令した「永仁の徳政令」は、貧窮に苦しんでいた御家人を救済するために借金の棒引きを実施したとも言われています。現代の過払金とは違いますが、貸し手にとっては厳しい措置でした。借りすぎになる背景はさまざまでしょうが、借り手が返済できない状況は現代に限ったことではないようです。アメリカの心理学者であるマズローが人間の欲求について、人間が自己実現に向けて成長する5段階の欲求説を唱えています。5段階でお金が深く関わるのは、食欲等を満たすための1段階(生理的欲求)や住居や貯蓄等の2段階(安全欲求)でしょうか。衣食住が足りると、人間関係等の3段階(社会的欲求)や自己重要感等の4段階(承認の欲求)になりますが、4段階までを欠乏欲求とも言われます。豊かな社会になっても、多くの人間の心は満たされていないようです。
現在、貸金業者からの個人の借入に対する総量規制が実施されています。法による新たな借りすぎを防ぐ規制ですが、借金問題の本質は別にありそうです。

 

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貸金業(2)

◇  業界紙

貸金業を専門とする業界紙「日本金融新聞」が来春の新年号をもって休刊することになりました。かつては東京金融新聞も業界紙としてありましたが、創刊から38年間続いた日本金融新聞の休刊を最後に業界紙が姿を消します。

「水清ければ魚棲まず」、「水清ければ大魚なし」と言いますが、貸金業の登録業者数は既にピーク時の20分の1以下となりました。近年、貸金業界を取り巻く諸事情により経営環境が厳しさを増し、新聞の発行部数にも影を落としたようです。

 

◇  資金力

貸金業者は資金需要者に応えることを業としていますが、一方で資金需要者(一部を除き)でもあります。

「 一般財団法人商工総合研究所の調査(平成25年3月) 」によると、平成23年度の中小企業の売上高に占める借入金は43%です。【 (( 期首借入金残高 + 期末借入金残高 )÷ 2 )÷ 売上高 で算出 】 ただし、貸金業としての統計があれば恐らく全く違う数字になるでしょう。

例えば、貸金業者が年間の売上目標を1億とする計画を立案するとします。年率10%で業務を行うのであれば10億円、年率5%ならば20億円の資金を用意できないと目標は達成できません。中小企業で10億円、20億円の資金を自己資金で調達することは難しいでしょう。借入による調達で、年率5%ならば事業継続はほぼ不可能、年率10%でも決して容易ではありません。中小業者は、貸金業以外の事業で利益をあげることが、貸金業として継続できる条件になっているかもしれません。

 ではなぜ続けるのか、「山があるから」かもしれません。

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創業100年です。

◇ ごあいさつ 

経営学で有名なP.F.ドラッカーは、「傲るな。企業は、社会に存在させていただいているものだ。」と言いました。貸金業を生業とする当社にとっては心に刺さる言葉です。当社の前身「東信銀行」が創業したのは大正2年です。今年11月で100周年を迎えました。

 

◇  100年企業

帝国データバンク【長寿企業の実態調査(2013年)】によると、創業から100年を超える企業は2万6,144社です。内「従業員10 人未満」が16,287 社で62.3%、「年商10 億円未満」が21,431社で82.0%を占めます。数字で見ると比較的小規模な企業が多いことに驚かされます。この百年の間には、第1次世界大戦、関東大震災、第2次世界大戦、昭和恐慌、ニクソンショック、オイルショック、バブル経済の崩壊、東日本大震災等がありました。当社が生業としている金融分野に焦点を当てても、昭和金融恐慌、貸金業規制法制定、商工ローン問題、世界金融危機、出資法の改定等、決して穏やかな時代ではありませんでした。1927年の昭和金融恐慌では、預金の取り付け騒ぎが起こり、銀行パニックなる事態が発生しました。銀行といえども倒産する時代でした。預金口座が比較的少なかった当社(東信銀行)は、危機の影響は少なかったものの、業態変更するきっかけになりました。その後、昭和7年に現在の社名である東信商事株式会社が設立されています。


 


◇ 貸金業は絶滅危惧? 鳥取県はわずか2社


このブログをお読みいただいている方は、「貸金業」=「消費者金融」というイメージが強いかもしれません。預金を扱っていない業態をノンバンクとも言います。ノンバンクには、消費者金融会社、事業者金融会社のほか、クレジットカード会社、信販会社、リース会社等の業態も含まれます。金融庁発表の資料【貸金業者数の推移等】によれば、昭和61年3月末現在では47,504社あった登録業者も平成25年9月末で2,160社にまで減りました。都道府県別でみると、10社未満の県が13県にも上ります。

鳥取県2社、島根県3社、福島県4社、山形県5社、徳島県6社、香川県6社、大分県7社、滋賀県7社、佐賀県8社、長野県8社、山梨県8社、栃木県9社、岩手県9社

 

◇  貸金業者を検索


貸金業の登録業者は、金融庁のサイト(http://clearing.fsa.go.jp/kashikin/)で検索できます。無登録業者(やみ金融)は検索対象になっていません。初めて貸金業者を利用するお客様は、是非検索してみてください。登録業者の行政処分の情報も掲載されますし、無登録業者と知らずに利用することも防げます。お客様の安心材料の1つになることでしょう。

 

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